ふたご姫に関する一考察そのII [『ふたご姫』考察記]
本編終了してから、早半年。
たとえそれでも、土曜になると更新される謎のふしぎ星のふたご姫検証記。
今回は『ふたご姫に関する一考察』後編。
前回、本作『ふたご姫GYU』において、
ファイン、レインのどちらの方に主人公としての比重がおかれているか、
ビビン登場までの前半部分を見た。
今回はビビン登場後の後半を扱う。
さて、軍配は姉、妹のどちらに上がるのか?
○28話
ビビンがいよいよ登場する話。
双子については、どっちもどっち。
レモンが主役。
ビビンが主役。
コスプレするも、2人同じで違いなし。
○29話
レインの反撃が始動。
今まで余り見られなかった、
ファインと離れてレインの一人行動。
それどころか、中盤までファイン出番無し。
こんなことは、本作始まって以来。
ミルロが主役も本作始まって以来・・・
○30話
ファインの反撃。
映画撮影のヒロインに抜擢。
とはいえ、姉は姉で撮影したりで微妙に目立っているので痛み分け?
それぞれのキャラクター性で目立っているとはいえ、
やはりファインの扱いの方が一歩リードの感は否めない。
ミルロと仲いいリオーネもアピール。
○31話
恋愛話では確実にレインがリード。
ファインは、カロリ・タウリのばカップルのお邪魔ムシ的スタンスで描かれたり・・・
レインの描写時間の方が確実に長い1話。
○32話
基本2人で行動。
しかし、お使いに行くのはファインの天使。
ということは、やはりファインが主軸となっている表れとも受け取ることができる。
そして、やはりファインのアクティブさにスポットが当たる描写多し。
○33話
あまり大きな差はないけれど、面白いのが、
ビビンに攻撃を受ける際、レインが先行であった点。
今までであれば、ファインが”先”の描写が多いものだが。
○34話~35話
修学旅行。
ファインは相変わらず食い意地描写とアクション描写。
ネコ変身などは2人変わらず。
しかし、レインはリポーターやらブライトと絡んだりやら
それなりに目立っていたりする。
ところで今回は、
OP前にリポーターとしてレインが早口アナウンスしている件については、
差っぴいて考察を進める。
アレを加えると、双子のパワーバランスがあまりにレイン寄りになる故。
○36話
ヒルズ。
当然、ココでの主役はほぼレインで決まり。
レイン大躍進。
○37話
お茶会では、双子・・・というより、
ビビンが主役なので、どっちもどっちな印象が。
○38話
ノーチェ絡みとなると、100%ファインが主役。
ノーチェの悲哀が綴られる。
○39話
クリスマス。
ビビンとの絡みでは、ファインが声を先に挙げるなど初動において、
ファイン優先が見受けられる。
キャラクターの性質上致し方ないことかも。
また、ファンゴ絡みの描写があると
レインにウェイトが置かれる。
どっこいどっこいか。
○40話~
キャラクターの性質上の差異はちらほらみることができる。
車の運転はファイン、
コスプレ衣装はファインがズボン、レインがスカートなど。
また、天使の初恋が扱われる41話では、
露骨にファインがシェイドに対して想いを抱いている描写が見られる。
・・・崩れているが、重要な描写であろう。
○42話
またもノーチェ絡み。
となると、当然ファイン100%。
レインの影は薄いもの。
○43話
マーチ回。
マーチ中心に話しは進むが、
物語の冒頭、導入部においてはレイン優勢が見て取れる。
しかし、コレは微々たる差か?
○44話
フィンゴ登場。
ファンゴ絡みの為エリザベータ、
そしてフラグのあったレインの独壇場。
壊れた描写が色々と見られる回でも。
○45話~
バレンタインでは、
ファイン⇒シェイド
レイン ⇒ブライト
は当然の帰結。
しかし、その他に大きな、目を見張るような2人の差を示す印象は薄い。
○47話
ブライド絡み。
となると、レイン優勢は確定。
あとは、アルテッサが少々。
とはいえ、ファインも変わらず出ているが。
○48話
シェイド絡み。
となると、ファイン優勢は確定。
あとは、クレソンさんが少々。
とはいえ、リオーネとソフィーも変わらず出ているが(あれ?)
○49話~
ファインとレイン・・・
というより、ビビンが次第に主人公を喰いはじめる。
ビビンがいないと、物語進まない・・・
○最終話
ついに迎える最終決戦。
ココでの描写をみると、ファイン先行が多い。
出ることに関しては、あまり変わらず。
キャラクター性質の差は見られるが・・・
○結局・・・
ファインが”元気”というキャラクターの性質上目立っている事は確か。
しかし、2人が分かれてウェイトを置かれている回の数をみると、
大差が無いことが伺える。
前作では、『ファイン優遇』がまかり通っていたとも聞くものの、
今回は大体バランスが取れている形であるとも言えるのかもしれない。
しかし、細かな出場時間、セリフ詳細などのデータを今回は無視している。
いずれは詳細なデータの基、姉か妹、白黒はっきり付ける時がくるであろう。
とはいえ、主人公回の大幅増。
暴走の過激化。
ブライトのみならず、
ファンゴ、ヒルズなどとのフラグ形成など、
レインの大躍進を否定することはできない。
この事が、GYUにおいてレインが目立っている、
存在感が強くなっていると感じる要因なのかもしれない。
ファインとレインによる「リアルふたご姫」いろいろと喜怒哀楽がいっぱいですね。
by カリスマ声優白書 (2022-04-21 11:00)