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なぜ2人なのか? [『ふたご姫』考察記]

本編終了してから、半年すぎても尚続く。
土曜になると更新される謎のふしぎ星のふたご姫検証記。
いずれは、自分でオリジナルを作れるその日を夢見て、今はひたすら細かく検証。
今回は『なぜ2人なのか?』。

ふしぎ星のふたご姫GYU。
その作品に登場する1年A組という集団は、
全部で19人から成っている。

男女別にみると・・・
●女子
ファイン
レイン
シフォン
アルテッサ
ソフィー
レモン
リオーネ
アスリ
カロリ
ハーブ
ローズマリー
エリザベータ
シャシャ
カーラ
●男子
シェイド
ノーチェ
ソロ
ファンゴ
タウリ
リポ
の以上総勢20名。
女子比率が高いクラスである。

物語に登場するロイヤルワンダー学園では、
最高3人までのチームを作って、学園活動をすることが認められている。
人数が多い方が、メリットが多いのか、登場人物の大半が3人チームを組んでいる。
しかし、中には以前検証したファンゴやメルバのように”1人”で行動している人物も見られる。

A組に目を戻すと、
3人チームが大半の中、ファンゴを除くと、
なぜか”2人”というチームの存在を確認することができる。
それは何故か。

例・ハーブとローズマリー

大人の事情、
スタッフの事情、
物語の進展上、
クラス人数がそうだから・・・
などと覚めた視点では、物語を楽しむことなど不可能。
多少前置きが長くなったが、
今回はA組の存在する2人チームについて、検証を深める。

●タウリとリポ
数少ない男性キャラ。
タウリはともかく、リポはセリフも与えられなかった不遇キャラ。
しかし、彼らは随分最初から登場が確認されているキャラでもある。

この後、タウリが口説いてチームを組んでいる描写が見られる。
これで2人チームが完成したのだが、
このクラスにはもう1人の男性キャラが存在する。

ファンゴである。
学園一の暴れん坊と称され、避ける対象となっていたファンゴ。
たしかに、いくらなんでも彼をチームに入れるのは足踏みされる・・・
そう思いがちだが、実際はどうも事情が異なるようである。

時折見せる、ファンゴの優しい表情。
暴れん坊とは、世間を煙にまく姿であって、真実ではない。
しかし、そのことを見抜いている者は実に少ない。
以外だが、レインあたりは見抜いていたのだろう。

そして、実は他にもファンゴの本質を見抜いていた者がいた。

それがタウリとリポである。
背景に目をやると、
タウリとリポ、そしてファンゴが楽しそうに話しているのが見て取れる。

いや、これは只会話を楽しんでいるのではない。
リポたちは、ファンゴをチームに誘っているのである。
しかし、ファンゴは「1人がいいから」などの理由で断っているのであろう。
その真実は、他者に自分といると迷惑がかかってしまうから、
というものであるかもしれない。
あるいは、極度のテレ屋であったためか。

ファンゴを見抜いて、チームに誘っていたのだが、
ファンゴがよしとしなかった。
それが、タウリとリポが2人チームである理由であると考えられる。

●ハーブとローズマリー
では、もう1組の2人組みチームである、ハーブ&ローズマリーはどうか。

彼女たちの趣味はまったく異なるもので、
ハーブはファンシーで可愛いモノが大好き。
ローズマリーはホラーで怖いモノが大好き。

容姿も性格もまったく異なる2人がチームを組んでいる。
もはや大人のじ・・・というのは早合点である。

確かに、ハーブが立ち上げた同好会にはローズマリーの姿は確認できない。

ローズマリーは、あまりファンシーなものには興味を示さないからであろうか。
しかし、恋愛等に興味がることは以前の論稿で示した。

反対に、ローズマリーの趣味にハーブが付き合っている描写が見られることがあった。
ハーブの人付き合いのよい性格を表しているのだろうか。

人付き合い良く、人心が掴めない者が同好会を立ち上げるのは不可能である。
また、リーダー性がなければ誰もついてこない。

このように2人に接点は見られない。
出身惑星も異なる。
そもそもなぜ2人がチームを組んだのか。
それは・・・名前にヒントがあるようである。

ローズマリーとは、
シソ科に属し、精神安定の効果が期待されることで有名な”ハーブ”である。
羊肉料理に使われるハーブとしては、絶対な存在価値がある。
ハーブとローズマリー。
そう、2人の名前は”ハーブ縛り”となっている。

ローズマリーの出身惑星はホラー星。
ハーブは不明・・・だが、
”ハーブ縛り”から考察を加えると、
ハーブを使う『アロマ』或いは『テラピー』、
ハーブを使って作る香玉『ポプリ』などに落ち着くのではないか。

テラピー星のハーブ、となればしっくりする気がしなくもない。

彼女達のチームが2人なのは人数的な事が起因しているは確かだろう。
A組は、既に女子3人チームが4つあり、他にフリーな女子生徒はいない。
しかし、”ハーブ縛り”で名前を考えるならば、
まだまだキャラクターの登場余地は充分に空いているのではないか、
そんなほのかな期待も持ててしまう。
もしかしたら、彼女達は誰かあと1人、”ハーブ縛り”のキャラクターを待っている為に、
あえて2人チームにしているのかもしれない・・・
そこには、新たな物語が描けそうな気さえしなくもないが。

でも、結局2人チームの多くの理由は、
大人のじ・・・うわ、ナニをするフz・・・


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コメント 2

みやこん

ローズマリー、美しい名前でございますな。
ホラー星、絶対行きたくねぇ星のひとつですな。
星の住人、みんなあんな感じか?イヤだ。
ナニワン星のバナナの皮に群がる人たち位イヤだ。

3人一組、ふたご姫なんだから2人一組にして
物語を進めよう、と考えず、3人組みにしたところが見事です。
これで技と力と頭脳が初めてそろってバランスが良くなる
わけですな。(技ってだれだ?)

でも入学当初にさくっと決めたメンバーなのだから
トレードしたくなる場合も多々あるでしょうねぇ。
by みやこん (2007-10-15 23:37) 

lbs

みやこん様
確かに、ロズマリの故郷の星の他の人々は、
一体どんな人なのでしょう・・・
謎です。

私の場合、
3人のチームで進む物語だから、
見始めたといっても過言ではありません。
それくらい重要なファクターです。
技は・・・
ソフィー様!(チームが違う)

チーム間のトレード!
それはそれで、あったら楽しそうだ立ったのですが・・・
禍根は残りそうです。
いや、それはそれで物語になったり・・・
by lbs (2007-10-17 00:11) 

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