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ノーチェは何故プリンスなのか!? [『ふたご姫』考察記]

本編は終え、薄れ行く記憶であろうとも、
尽き果てること無い探究心が常に炎を灯し続ける・・・
いっつも土曜になると更新される謎のふたご姫検証記!!
・・・今回は忙しすぎて、土曜日に更新できず日曜日にズレ込んでます。

ノーチェは何故プリンスなのか!?

ノーチェはどうしてプリンスなのだろうか。
別段ノーチェのファンというわけだからではない。
ノーチェが可愛くてしかたがないからでもない。
理由は、
ノーチェが当初『プリンセス』としてアナウンスされていたからだ。
ただの表記間違いであったのかもしれない。
あるいは、展開上ノーチェは姫だったのかもしれない。
ノーチェはなぜプリンセスとなったのか、
その要因について考察を行う。

ノーチェ。

オーケストラ星のプリンス。
A組み所属。
シェイド、ソロらとチームを組んでいる。
なよなよとしており、すぐに泣く。
なき方は「えっぐえっぐ」

いまいちファンがつき難い存在であった。

●スカート
ふしぎ星のふたご姫GYUに登場するプリンス達。
学園でのその制服は実に多様である。

・・・いいのか生徒会?

色や形も、これで同じ学園の生徒か?と思えるほどに自由。
これはやはり、王侯貴族の子弟が通う学園であるかと思われる。
しかし、そのような多様性を持つプリンス達の制服の中でも、
ノーチェの衣装は群を抜いている。
スカート。

なぜ只一人だけスカートなのか?
突っ込みを入れるキャラクターはついぞいなかった。
これはやはり、プリンセスであった名残であろうか。

●性格
泣き虫であることは前述のとおり。
当初は、その泣き虫が存在証明であった。
すなわち、
物語の展開上、怖がる役、泣き虫役、情けない役をノーチェが一身に背負っていた。

↑好きな女子に対してもダメダメなキャラを演出

ただ、それだけではなく、勇気を出すことで様々な問題に
弱虫ノーチェが立ち向かう!といった構図も見て取ることができる。
また、音楽の腕は一流であった。

チーム・サンバのダンスには、バックミュージックとしてお声がかかっている。
またその音色は、クラスの女子たちが認めるものでもあった。

しかし、次第に他のキャラが立ち、物語の展開が忙しくなると、
ノーチェの居場所は無くなった。
ビビンの登場によって、ますます影は薄くなっていく。
最初から登場する新キャラでは、
トーマ、シフォン、ファンゴレモンと同様に扱われるはずが、
後半は泣く場面さえ与えられず静かに消えていった。

出場枠は主にシフォンなどのプリンセスが主に押さえていた。
ここに、プリンスである宿命があったように思われる。

●恋愛感情
ノーチェは第1話の時点で、ファインにときめきを覚える。

それ以降、ファインに想いを寄せることになる。

第2話でレインがファンゴとの邂逅を果すことを見るに、
主人公2人にそれぞれ、
新しい男があてが得られたことになる。

しかし、
レインとファンゴがフラグを立てて、視聴者をやきもきさせるのとは対象に、
ファインとノーチェの関係は、そもそもが哀れであった。
すなわち、ノーチェは相手にされない。

そもそもが色気の無いファインである。
意中の相手、シェイドとの進展さえ皆無であるのに、
そこにノーチェに活躍の場が与えられるはずもなかった。


泣く場も失われ、
ファインとのフラグも無いに等しいものとなったとき、
ノーチェに残された立ち居地は、
妄想にのみ想いを馳せる『イタイキャラ』であった。

●イタイキャラ
ファインに対して、叶うべくも無い想いをいただき続けるノーチェ。
誰しもがムリと思うような状況にのみ、ノーチェは登場させられる。
バレンタインデーでのイタイノーチェ。
サッカーでのイタイノーチェ。

そして、その姿をみても誰も同情してくれない。
中途半端な存在感がイタイキャラとしてしか存在を許さない。
もし、ノーチェがプリンセスであったなら、ここまで大変なことにはならなかった。

●ノーチェがプリンスである理由
1話でのファインとの出会い。
これがノーチェがプリンスとなった理由ではないか。
ファインにノーチェ。
レインにファンゴ。
それぞれ決められたキャラクターがいるにも関わらず、
そこに波紋を投げかけるキャラとして宿命付けられた存在。

・・・にしては、あまりに見た目プリンセス。

にも関わらず、
途中でキャラクター性が中途半端であったノーチェの居場所は失われた。
対するファンゴは順調にレインとのフラグを立てつつも、
エリザベータとの出会いによって、新しいステージに進む。

ノーチェとて、ファインと運命の出会いは果たしていたのだが・・・

ノーチェがプリンセスであったならば、
ファンゴに無理やり対応させられることなく、
自由に描かれることになったのではないか。

前半には、ナヨナヨしいノーチェが多く描かれている。
男だからナヨナヨしいのであって、
偏見ではないが、女子であったならば、
それは守ってあげたい存在として描かれたであろう。

1話の段階で、ファインと出会うのが泣き虫のプリンセス・ノーチェならば、
であった年下のファインに心ときめくプリンセス・ノーチェならば、
どのような展開になっていただろうか。
レモンとの絡みも、何もかもが百合百合しいものとなってしまう。

ある意味、もってこいのネタ・・・いや・・・

それを危ぶんだ『神の見えざる手』(スタッフの意思?)によって、
ノーチェはプリンスに生まれ変わったのである。
男としてファインに出会うために。
そして哀れな扱いを受ける羽目になってしまった。
ノーチェはプリンセスとして登場して良かった存在ではなかろうか。

見た目、充分プリンセス・・・

ノーチェが素直にプリンセスとして登場してたならば、
ソフィー様の心の友となっていただろうに・・・
非常に残念だ(それが言いたかったのか!?)

劇中では、ノーチェとソフィーの絡みは無かった・・・


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コメント 3

みやこん

ノーチェ話は哀れすぎて一番にHD内から消えていった
話ばかしです。
ノーチェはナヨナヨしているがオカマっぽくは無い。
しぐさ、性格すべて女の子なのだが
「あれは男の子だ」と言い聞かせていたので、
おかしかったのだ。

結論:ノーチェは女の子、または両性である。

と考え、ファインとは百合属性であるとする。

すると恐ろしく萌え要素が多いプリンセスが誕生する。

・・・・同人ネタに使えそうだよ。
by みやこん (2007-12-02 22:04) 

lbs

みやこん様
結論:ノーチェは女子、或いは両性である・・・
な、なるほど。
それなら全てのつじつまが合います!(なんの!?)

でも、
ノーチェが男の子であるって、
確かたる証言はなかったですし(ありました)。
べ、べつにノーチェが女子でも良いですよね・・・
究極萌え要素プリンセス、ここに誕生。
by lbs (2007-12-03 23:54) 

カリスマ声優白書

ノーチェって男か女か、あるいは両性なのか。プリンスでプリンセスなのか、未だに謎ですね。中の人の声は升望さん。升望さんが演じた中でノーチェがお気に入りです。泣き方も独特。ファインとノーチェが付き合う展開にドキッ!としました。ファインの本当の相棒はシェイド王子だったんですけどね。
by カリスマ声優白書 (2021-09-18 19:18) 

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