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リンカーネイト魔法学校物語~オエンの場合~ [リンカーネイト魔法学校物語]

法を使えることが疎まれる時代-
魔女であることが憎まれる世界-
そんな時代のそんな世界の物語-

北の最果ての昼でも暗い森の奥
その深奥に静かにたたずむ魔女の学舎(まなびや)
何時からかそこはリンカーネイト魔法学校と呼ばれています

そんな学校に通う魔女達の日常を綴るのが・・・
試作ロゴ01号.jpg


☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆

ということで、電波系記事裏妄想綴り第9回。
粘ってます。
でも本編開始はずっと未定。
今回はサブキャラと世界観。
このお話を作るとき、世界観とその世界の料理事情については、
かなり真剣に事細かく妄想した・・・(駄目だ)
☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆

ロバト・オエン

オエン.jpg
愛称はオエン。
黒い瞳と黒い髪の魔女で森の外からの捨て子。

口数が少なく、いつも憂いを秘めた表情をしている。
人を避ける性格になったのには人に言えない理由有り。

エリートクラスである「海のクラス」に在籍。
水と闇の属性を使える魔女。
闇属性とその他の魔法を使える魔女は、
オエンの他には学園長のみ。
かなり優秀。
魔法係数は201。
オリジナルスペルは「タマムスビ」。

海のクラスの他の魔女ともあまり行動を共にせず、
1人でいることを好む。
その性格は捨て子だからという理由だけではない。

オエンの性格を形成した出来事①

オエンを拾い育てた魔女は、他にも1人魔女を拾い育てた。
心優しい魔女で、2人に分け隔てなく愛情を注いだ。

魔女はお店を営んでおり、
そのお店をどちらかに引き継がせたいと考えていた。
しかし、どちらにお店を託すか、その優しい性格から悩んでいた。

育ての親である魔女の気持ちを汲んだオエンは、
自ら家を出る。
お店は残された魔女アズミが継ぐことになった。

家を出たオエンは、
ひと目を避けるように学校が用意する寄宿舎に住んでいる。
家を出て以降、アズミとは口を聞いていない。

オエンの性格を形成した出来事②

オエンが家族とも言える魔女さえも避けるのには理由がある。
それはオエンのオリジナルスペル「タマムスビ」に問題がある。
「タマムスビ」とは「玉結び」。
即ち、命を落とし、霊魂が生体から出て行こうとするものを、
魔法のチカラで無理矢理つなぎ止め、再び命を戻す魔法。
伝説の「リザレクション」の魔法とは異なるものの、
非常にレアリティの高い魔法である。

しかし、命を復活させる魔法ではなく、
つなぎ止める魔法である点が問題。

死後、数分経てば「タマムスビ」は成立しない。
世界の生命の魂は、普通死後1時間もすればマナに還元される。

この魔法の恐ろしいところは、外傷で命を失った者に使えば、
その死の苦痛を幾度無く与えられるところにある。
苦痛で命を失った者の魂を再びその身に宿すため、
変わらぬ苦痛がその者を襲う。
焼け死んだ者の炭化したその身に再び命を宿せば、
再び焼け死ぬ苦痛が与えられる。
首を落とされた者に使えば、その痛みを際限なく与え、
死の苦痛に捉え続ける。

使い方を選ぶことによって、あまりにも恐ろしい魔法となる。

幼かったオエンはそれを知らず、
死にかけた魔女を救いたい一心で何度も「タマムスビ」を使い、
その魔女の魂が狂い消えるまで苦痛を与えてしまった。

自分の魔法のチカラの恐ろしさを知ったオエンは、
可能な限り人と接することやめる。
以降、オエンの性格は暗くなる。

オエンの性格を形成した出来事③
最後はエミールとの関係。
エミールについては、エミールの場合を参照。

ずっと前、エミールは他の魔女の危険な実験に臨席した。
実験が失敗した時の看護のため、
幼いながらも特に回復に優秀なエミールが抜擢されていた。

ところが、その実験は失敗。
こともあろうかエミールが致命的な怪我を負う。
回復魔法の使い手が来るまでエミールの身は保ちそうにない。
その状況に育ての親と一緒に居合わせたオエンは、
使わないと決めていた「タマムスビ」を使う。

九死に一生を得たエミールは、
命の恩人であるオエンを探し礼を述べる。
ところがオエンは一切取りあわず、
自分もあの魔法も忘れて欲しいと述べるばかり。

エミールは恩人であるオエンの許を何度も何度も訪れるが、
オエンの心の壁は崩れない。

オエンに認めて貰いたい気持ちが強くなる一方のエミールは、
魔法係数が高く2属性を扱うオエンの優秀な才能を知り、
海のクラスの魔女として入学させることを学校に進言する。

それは優しい性格のエミールの最初で最後のワガママ。
純粋にオエンに自分を救ったことを認めて貰いたかった気持ち。

こうして、望まないままに学校に入学することになったオエン。
甲斐甲斐しく尽くすエミールも、
そして一緒に育ったアザミも避け続けて今に至る。

同じ海のクラスの魔女ロッチ曰く「影と胸が薄すぎる魔女でスタ」。

オエンの魔法能力については、
魔王の血を受け継いでいるからという秘密があったりなかったり。

※名前から「ー」を抜きました。
※おかげで和風な名前になりました。
※一緒に生活していた魔女アズミ・ムラマサは、
木のクラスの筆頭魔女という設定です。こっちも和風。
※こんだけ設定妄想してもサブキャラです(細かスギだろ!)

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~魔女の森の食物事情~


魔女達は食事で摂生したカロリーを魔力変換するため大食漢。
そんな魔女達の住む森では、果物や野菜などが中心です。

肉類ならば鳥肉かトカゲとなります。
牛や豚はいません。
羊はいますが、ミルクを絞るため大切に扱われています。
他の動物性タンパクとしては虫が存在します。

森は結界に囲まれているため海が存在しません。
ただし、森を流れる川からは海老、蟹、数種の魚が捕れます。
魔女の主食はパンと果物、野菜です。
味付けには魚醤(ナンプラー)なども使われます。

森では大量の果物が採れます。
逆に、森の外では果物はほとんど取れず貴重品となっています。
しかし、森では取り放題食べ放題なので魔女の主食です。

その果物のサイズですが、
よく食べる魔女に適合しているのか、非常に大きくなっています。
葡萄の収穫.jpg
キノコなども人間より大きなサイズです。
この世界の虫や鳥なども同様です。
そのため、人が襲われることも少なくありません。

野菜はそれほど大きなものではありません。
ただ、この世界の野菜は意志を持っているため、
採取するのに骨が折れます。
それはまた何れ・・・
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なんだか本編よりも、
設定ばっかりが際限なく広がっていきます。
それはそれで良いかもしれない気がします(駄目だろ)。
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