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劇場版仮面ライダーディエンド オールライダーvs大ショッカー に関する一考察~ちょっぴり残念仕様です~ [視聴日記その他]

月曜日です。
ということで仮面ライダー。
行ってきました、仮面ライダーの映画。
その蘊蓄やら文句やらを。

ネタバレなんかを平気で口からポロっとしてしまうタイプなので、
ネタバレが嫌いな人はお控え下さい。
かなり嫌悪感を抱かれると思います。

劇場版仮面ライダーディエンド オールライダーvs大ショッカー
ネタバレが含まれるブログ記事になります。
ネタバレが含まれてます。
ネタバレを好まぬ方、ご自身で確認されたい方、
それらの方はどうぞ読まないよう御願い致します。







ライダーの映画の前に、シンケンジャーの映画がありました。
無茶苦茶デキ良かったです。
お子様たちも集中しまくりで・・・
圧倒的な数の不利を跳ね返す過程が熱かったです。

そのワクワクを受けての仮面ライダーでしたが・・・
正直、ちょい残念でした。
点数をつけるなら60点です。
ちと辛口。

その主な理由としては・・・
1 : 各要素のつながりが希薄でブツ切れ
2 : アピール層の不透明さ
の二点を挙げます。

では、
感想とか蘊蓄とか雑記とかをば。



冒頭に自分の世界に帰って来れたらしい主人公。
そのあたりの描き方が・・・
大人はいいですが、子どもには難しいようで。
既に集中力が切れている子もチラホラでした。
その前が良かっただけに・・・
初っぱならから、ちと不安な船出。

物語は進み妹と再会。
執事の人と話をしていると、ふと記憶を取り戻すツカサ。
急ですなオイ。
「全てのライダーを集めろ!」
全てのライダーを集める理由。
それは、最強のライダーを決めるためだそうで。
それによって、世界の融合を止めるというのが、
主な目的。
なるほど・・・

で、色々なライダーと対戦するディケイド。
ここのバトルはそれなりに楽しめました。
必殺技も色々見れて。

が。

アマゾン、必殺技繰り出す。
ディケイド喰らってダメージ受けている(はず)。
弱るディケイド。
カード使う。
必殺技を発動する。
喰らうアマゾン→ディケイド勝利する。
という流れ・・・
理不尽すぎてちょっとなぁ、と。

見る年齢が少し高いと、
この流れには辟易してしまうのでは?

実際、子ども達もそれは感じ取っていたようで。
「あのライダー、あんなに弱くないからね。」
「そうなんだ~。」
という幼い兄弟のやりとり。
・・・詳しいですな。
昭和ライダーがボコボコ倒されていく様は、
往年のファンにキツイ感じも。
○○はあんなに弱くないやい!
と言いたくもなるものでしょうか・・・

とりあえず、受けたダメージや強さの関わりが希薄すぎる。

で、最強のライダーが決まったところで復活するのが、
悪の秘密結社大ショッカー。
担ぎ上げられるツカサ。
そしてすぐ捨てられます(涙)。

そのような体たらくのツカサ。
流れのままに生きるツカサに対して、
夏みかん、ついにブチ切れ。
ツカサさんは全ての居場所を失います。


そんなことはドコ吹く風。
る大ショッカーの全ての世界を制服する活動は、
ガンガン進行していきます。

ショッカーミサイルとかはビックリでした。
人間ミサイル?
というか、子どもにはキツイ映像なんじゃ・・・
血の描写とかあって、
一体これは子どもにアピールしている映画?
それとも大人なの?
と思いましたよ。
中途半端だ・・・

世界がショッカーに蹂躙される中、
失意のツカサ。
その前にガクト。
期待してたけど・・・02.jpg
なんでも昔にツカサさんに腕を奪われたのだとか。
手は機械で、いきなり千切って見せてみたり。
・・・子ども向けじゃないのですな。

設定ではライダーマンの中の人、ということらしい。
でも変身しません。
戦うシーンもありません。
顔だけ見せに来て、説教してくれました。
・・・なにしn(略)

ガクトの説教が効いて復活のディケイド。
色々といらんことをしていたディエンドと共に、
敵の本拠に殴り込み!

がボコボコ返り討ち。
ああ、もう駄目だ・・・というところに、
オールライダーが集合。
・・・唐突すぎる。

正義の力が必要とされない限り、滅びないのだそうで。
まぁ、王道です。
ここらへんに突っ込むのは大人げないものかと。
仮面ライダーってのはそんなものでしょうし。


そして始まる大乱戦。
このシーンがある意味映画の目玉かと。

迎え撃つは大ショッカーの2大幹部。
期待してたけど・・・01.jpg
イカでビールはともかくとして、
このギャグは誰に向けてなの・・・?
微妙すぎる。

さて、この映画最大の目玉のシーン
でもそこにちょっぴり大問題(えー)。

全てのライダーが映し出されます。
それはいいです。
でも・・・

敵をボコボコとパンチしたり蹴ったりして吹っ飛ばし、
そしてシュピーン♪と効果音と共にポージング。

・・・するだけ。
セリフもなにもなし。
各ライダーの特徴的な技・・・
例えばスーパー1ならファイブハンドとか、
龍騎ならアドベントカードとか・・・
そんなのも無し。

これをファンサービスと呼ぶには辛いです、正直。
ただ「出したぞ、ゴるぁ。満足だろ?」的な感じです。
う~ん・・・

また、ライダーの数が多いのに、
やたら1号、2号に時間を割いています。
真とか一瞬(涙)。
まぁ、別格というのは解りますが・・・微妙かも。

加えて電王なんかの扱いは別格。
というか、笑い担当。
・・・人気による格差社会。

それ以外では、
スカイライダーが少し空飛んでいたようにも・・・
あとはブラック、アマゾン辺りが違う扱いでしょうか。
TV繋がりかもしれません。

ついでにライダーマン、出てきますが、
ガクトは出てきません。
セリフも在りません。
アタッチメントもガクト仕様ではありません。
・・・いったいなn(略)

敵の大将はシャドームーン。
期待してたけど・・・00.jpg
でもシャドームーンの扱いもなんだか・・・
剣ふるって手からビーム。
どこのシスの暗黒卿?

しかし強いことは強いです。
ディケイドを追いつめます。
そこへW。
仮面ライダーW。
・・・笑ってるみたい(は?)

いきなり唐突もなく出てきて、意味不明に強すぎて。
正直かなり嫌気を感じました。
雑誌などで情報が披露されてますが、
軽いハードボイルド、
でも心は熱い系はもうお腹一杯です(個人的すぎる)。
テレビで見る気削がれました(そこまで!?)

最後はみんなでライダーキック。
期待してたけど・・・03.jpg
このシーン、初見であれば「おー!」だったのでしょうが、
既にCMで流してるから・・・
でもライダーキックの雨あられは、
やられる方、怖いでしょうな。

それから最終決戦。
期待してたけど・・・04.jpg
Jとキングダーク。
なんか煽りアングルに土誇りが舞うだけで、
こうイマイチ大きさが感じられないようにも。
と文句を言いつつ、
最後のライダーキックにはちょっと感動。
アレはカッコよかったデス。

ただ、なんだかんだ言っても、
満足より不満が先行する印象が否めません。



劇中の主人公はディエンド?
と思えるような展開も気になります。

ディエンドライバーも盗んだモノであったとか、
最後にJを連れてくるとか、
ディケイドにファイナルアタックをさせるとか・・・
すぐ逃げるくせに(ちょ)、
なんでこんなに扱いが良いのか。
謎です。

ライジングアルティメットもなんか不遇でした。
ビームだして迫るだけですし・・・
近づいたネックハンギング。
で、投げ。
う~ん・・・
活躍を期待していたのですが。
数が多いからなぁ(涙)。

勿体ない要素が沢山あって・・・
残念感たっぷりでした。
・・・映画制作を急いだのでしょうか?

こんなお祭り映画はそうそう作れないだけに、
もっと気合い入れてほしかった・・・
というのが本音です。

描写もお子様向けで雑に作っている印象と、
変にウガって大人向けにしている印象と・・・
雑多な感じが否めませんでした。

今度は12月にまたライダー映画をやるそうで。
・・・作りすぎなんじゃ?
デキは大丈夫でしょうか(いらぬ心配)。
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