仮面ライダーオーズ最終話に関する一考察~世界の繋がりとメモリとメダルとスイッチと~ [視聴日記その他]
日曜日。
本来なら(?)プリキュア視聴日記でしょうが-
ここは本日最終回のオースを扱うべきな気がしましたので(えー)。
仮面ライダーオーズが最終回を迎えました。
放映当初、オーズのアイテムがココまで人気になるとは思いもしませんでした。
特にメダル。
単品で音声遊びができないメダルは、Wのメモリほど人気は出ないだろう。
そう考えていましたが・・・
すぐにメダルのコレクション性の高さを侮っていたことを痛感させられました。
計画的のような品薄もあって、爆発的に人気が出たオーメダル。
流通も、玩具版、カプセルトイ版、食玩版、の3種類を用意。
Wの時と同様ですが、音声の質を変化させる手法をとりません。、
見た目の質を変化させることで、それぞれの価値感を演出しました。
・・・オースキャナー側に音声発生装置を乗せただけとも言えますが(えー)。
そして前作W以上に流通経路を広げることに成功。
さらには、その販売方法がコレクター意識を刺激するという戦略が功を奏します。
見事でした。
ベルトが最も売れた仮面ライダー。
その記憶は長く語り継がれることでしょう。
一方、物語で特筆するべきは前作Wと同じ世界での物語という点でしょうか。
コレは個人的な見解でもありますが・・・
作品において世界観が同じ続編モノという点に大きな価値を見出します。
ディケイド以前の平成ライダーはクウガとアギト以外全てが異なる世界での物語。
仮面ライダーというタイトル以外の関連性はありませんでした。
昭和ライダーとはコンセプトが異なるものであります。
アンクとオーズは映画で他のライダーとも競演したりしますが、意味合いが異なります。
今では当たり前となった、タイトルだけ同じで中身に繋がりがまったくない続編モノ。
タイトルやシステムだけが同じの続編は、意外と作りやすいです。
もちろん大変な部分もあるのは事実ですが・・・
骨組みを作る点ではあまりしがらみが無いと言えます。
一方の引き継ぎのある続編は、作りやすさと煩わしさの両方があります。
前作の設定、登場人物・・・それらが縛りとなる場合もありましょう。
前の作品が大人気であればあるほど、その扱いにも慎重にならざるをえません。
ただ、ゲームにせよドラマにせよ、多くは個人で作ることは希です。
すなわち、作品には多くの人が関わり、様々な思惑があります。
世界観を継いだ続編には、そんな前作に関わった人の想いも継ぐことになります。
関係性が薄いだのなんだの言われる今の世の中・・・
そんな中では「続編」であることは重要なファクターと言えるものではないでしょうか。
オーズの物語の趣旨も、繋がりを絶つ者と繋がろうとする者との物語・・・
だったような気もしますし(そうなの?)。
世界観はバラバラで、でもお祭り的に一堂に会する・・・
というのは、楽しいものですが、それはお祭り的なものだからこそでしょう。
かといって、パラレルワールド、並行世界などというのはもっての他。
独立した物語をまとめるものとしては、最も乱暴な手法だと考えます。
論理的でなくても、あんまりスジが通ってなくても良いのです。
設定を考えて、頑張って繋がりを示すだけで続編のファンは喜ぶのです。
もちろん、時折前作との繋がりや登場人物を出すともっと喜びます。
それが続編ファンの心境と言うものではないでしょうか。
Wとオーズは物語的な繋がりは強いものではありませんでした。
ただ、同じ世界であることはWの時に明示されています。
また、キーワードとして「財団」という単語がしばしば登場します。
Wでは終盤のキーとして「財団X」立ちはだかります。
オーズでも鴻上ファウンデーションにおいて時折「財団」という言葉が聞かれました。
それが鴻上財団といった存在をさす言葉なのか・・・
あるいは、鴻上ファウンデーションを援助する存在として「財団X」が存在するのか。
それは明言されませんでしたが。
どうでもいいですが、結局鴻上さんの目的はイマイチ謎でした。
一応800年前の初代オーズの子孫的なことらしいですが・・・
そして次回作のフォーゼ。
一応オーズと世界観を共有していることが最後の最後でチラっと明示されました。
今後学園で「財団」が出てくるかどうかは解りません。
それでも、続編ファンとしてはこのような些細な情報提示でも喜んだりするのです。
ディケイドが終わった時に、これからの平成ライダー新展開を占うには、
1作目になるWの働きは重要である・・・とブログにて発言しました。
Wは見事にその役割を完遂しました。
そして、オーズはそれを引き継ぎ責任を果たしました。
家督が永代繁栄するかどうかは3代目が重要です。
徳川盤石の基盤は3大将軍家光が築いたとも言われます。
ともすれば、2000年度平成ライダー3代目はフォーゼ。
見た目やら奇抜さやらに非難が出ていますが、放送されてどうなるか。
その動向は重要だと言えます。
ただ、ベルトはオーズほどは売れないと予想してしまいます。
メダルのコレクション性に立ち向かうには切手などで対抗するしかありませんし・・・
スイッチの魅力が作中で引き立てられれば、その限りではありませんが。
そう言えば、みおんもスイッチで(黙れ)
結局、本編にWが絡まなかったのが残念だなーと思うオーズ。
最終的にアンクは「死ぬことでグリードではなく命を感じることができた」
ということメダルの破片を残していなくなります。
ただ、エンディングには幽霊のようにエイジ君にまとわりつく姿が見られました。
命を得たことで幽霊にでもなったのかどうなのか。
Wの相棒のような明確な復活ではありませんが、その可能性の明示?
ムービー大戦でその辺りを語ってくれれば、続編マニアとしては嬉しいのですが、さて・・・
本来なら(?)プリキュア視聴日記でしょうが-
ここは本日最終回のオースを扱うべきな気がしましたので(えー)。
仮面ライダーオーズが最終回を迎えました。
放映当初、オーズのアイテムがココまで人気になるとは思いもしませんでした。
特にメダル。
単品で音声遊びができないメダルは、Wのメモリほど人気は出ないだろう。
そう考えていましたが・・・
すぐにメダルのコレクション性の高さを侮っていたことを痛感させられました。
計画的のような品薄もあって、爆発的に人気が出たオーメダル。
流通も、玩具版、カプセルトイ版、食玩版、の3種類を用意。
Wの時と同様ですが、音声の質を変化させる手法をとりません。、
見た目の質を変化させることで、それぞれの価値感を演出しました。
・・・オースキャナー側に音声発生装置を乗せただけとも言えますが(えー)。
そして前作W以上に流通経路を広げることに成功。
さらには、その販売方法がコレクター意識を刺激するという戦略が功を奏します。
見事でした。
ベルトが最も売れた仮面ライダー。
その記憶は長く語り継がれることでしょう。
一方、物語で特筆するべきは前作Wと同じ世界での物語という点でしょうか。
コレは個人的な見解でもありますが・・・
作品において世界観が同じ続編モノという点に大きな価値を見出します。
ディケイド以前の平成ライダーはクウガとアギト以外全てが異なる世界での物語。
仮面ライダーというタイトル以外の関連性はありませんでした。
昭和ライダーとはコンセプトが異なるものであります。
アンクとオーズは映画で他のライダーとも競演したりしますが、意味合いが異なります。
今では当たり前となった、タイトルだけ同じで中身に繋がりがまったくない続編モノ。
タイトルやシステムだけが同じの続編は、意外と作りやすいです。
もちろん大変な部分もあるのは事実ですが・・・
骨組みを作る点ではあまりしがらみが無いと言えます。
一方の引き継ぎのある続編は、作りやすさと煩わしさの両方があります。
前作の設定、登場人物・・・それらが縛りとなる場合もありましょう。
前の作品が大人気であればあるほど、その扱いにも慎重にならざるをえません。
ただ、ゲームにせよドラマにせよ、多くは個人で作ることは希です。
すなわち、作品には多くの人が関わり、様々な思惑があります。
世界観を継いだ続編には、そんな前作に関わった人の想いも継ぐことになります。
関係性が薄いだのなんだの言われる今の世の中・・・
そんな中では「続編」であることは重要なファクターと言えるものではないでしょうか。
オーズの物語の趣旨も、繋がりを絶つ者と繋がろうとする者との物語・・・
だったような気もしますし(そうなの?)。
世界観はバラバラで、でもお祭り的に一堂に会する・・・
というのは、楽しいものですが、それはお祭り的なものだからこそでしょう。
かといって、パラレルワールド、並行世界などというのはもっての他。
独立した物語をまとめるものとしては、最も乱暴な手法だと考えます。
論理的でなくても、あんまりスジが通ってなくても良いのです。
設定を考えて、頑張って繋がりを示すだけで続編のファンは喜ぶのです。
もちろん、時折前作との繋がりや登場人物を出すともっと喜びます。
それが続編ファンの心境と言うものではないでしょうか。
Wとオーズは物語的な繋がりは強いものではありませんでした。
ただ、同じ世界であることはWの時に明示されています。
また、キーワードとして「財団」という単語がしばしば登場します。
Wでは終盤のキーとして「財団X」立ちはだかります。
オーズでも鴻上ファウンデーションにおいて時折「財団」という言葉が聞かれました。
それが鴻上財団といった存在をさす言葉なのか・・・
あるいは、鴻上ファウンデーションを援助する存在として「財団X」が存在するのか。
それは明言されませんでしたが。
どうでもいいですが、結局鴻上さんの目的はイマイチ謎でした。
一応800年前の初代オーズの子孫的なことらしいですが・・・
そして次回作のフォーゼ。
一応オーズと世界観を共有していることが最後の最後でチラっと明示されました。
今後学園で「財団」が出てくるかどうかは解りません。
それでも、続編ファンとしてはこのような些細な情報提示でも喜んだりするのです。
ディケイドが終わった時に、これからの平成ライダー新展開を占うには、
1作目になるWの働きは重要である・・・とブログにて発言しました。
Wは見事にその役割を完遂しました。
そして、オーズはそれを引き継ぎ責任を果たしました。
家督が永代繁栄するかどうかは3代目が重要です。
徳川盤石の基盤は3大将軍家光が築いたとも言われます。
ともすれば、2000年度平成ライダー3代目はフォーゼ。
見た目やら奇抜さやらに非難が出ていますが、放送されてどうなるか。
その動向は重要だと言えます。
ただ、ベルトはオーズほどは売れないと予想してしまいます。
メダルのコレクション性に立ち向かうには切手などで対抗するしかありませんし・・・
スイッチの魅力が作中で引き立てられれば、その限りではありませんが。
そう言えば、みおんもスイッチで(黙れ)
結局、本編にWが絡まなかったのが残念だなーと思うオーズ。
最終的にアンクは「死ぬことでグリードではなく命を感じることができた」
ということメダルの破片を残していなくなります。
ただ、エンディングには幽霊のようにエイジ君にまとわりつく姿が見られました。
命を得たことで幽霊にでもなったのかどうなのか。
Wの相棒のような明確な復活ではありませんが、その可能性の明示?
ムービー大戦でその辺りを語ってくれれば、続編マニアとしては嬉しいのですが、さて・・・
2011-08-28 22:55
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