パッケージで見るフルタ製菓のチョコウェハーの歴史 [食玩パッケージ検証記]
明治製菓のシール付きチョコウェハースといえば、
ビックリマンに対抗するほどの歴史をもつ「ドキドキ学園」。
ちょっとパチモン臭いところと、
どうしようもない物語展開がとてもステキな食玩でした。
そんなフルタが、ドキドキ学園のノウハウを活かして2003年、
フイを付いて発売されたのが、ミュウシールチョコで。
東京ミュウミュウという作品のシール系食玩。
チョコウェハースとシールという黄金のコンボ。
ドキドキの経験を活かしたホログラムシールとなかなかの意欲作。
特に恐ろしいのが、このミュウシールチョコのシール、
実は1つの絵柄にホログラムが4種!
全部で15種類の絵柄×ホログラム4種。60種!!
いや・・・確かにホロ違うと、印象も随分変わるけど・・・
チョコ地獄確定です。
それから5ヶ月。ミュウシールが売り上げが良かった、
かどうかは知るよしもありませんが、
東京ミュウミュウの後番であった「ぴちぴちピッチ」が今商品化。
その名もピッチシールチョコ!・・・ビッチでなくてな。
シールの種類は全部で20種。
・・・評判悪かったのかしら。
とおもったら、実はホロ違いも存在してたりと侮れない。
絵柄には力が入れられており、オリジナルが多いように思われる。
それから1年以上を経て、
ピッチシールチョコがパワーアップ。
今回はホロ違いは無しで全部で20種類になった模様。
しかし、なによりも・・・
前回では主人公3人以外の人魚はまったく描かれなかったのが、
今回は全員がシール化。
それだけでファンには価値あり。
全部で20種なので、ファイリングしやすいのが有難い。
絵柄は凄まじく力が入っているようにも感じる・・・
それからまたも1年ほどたった8月の終り、
今度はナニを思ったのかふたご姫がシール化!
その名もふたご姫シールチョコ!
全てがストレートなフルタが好きです・・・
今回はシール枚数が全16種と控えめ。
双子が描かれるシールが多い。
絵柄は公式のものを使い回しが目立ち、
前回のピッチシールチョコ2よりパワーダウjンが否めない。
しかし、スタッフは良くわかっている。
16種類中、それぞれの国の兄妹をシール化しているが、
プリンセスのみはソロで描かれるシール有り。
リオーネやソフィー辺りのソロは非常に有難い。
ミルロもきちんとシール化!
しかし、タネタネ達のみ11人版しかない。
そりゃ仕方ないか・・・
ついでにシェイドの妹ミルキーもソロシールがある。
幼児であってもプリンセスと認識すれば、ソロでシール化する
フルタのパワーに乾杯。
しかし、このふたご姫シールチョコを最後に、
フルタ製菓のシールチョコシリーズは沈黙を続けている。
GYUが出ることを非常に期待していたのだが・・・
そんなにふたごが売れn(略)
シールとしては絵柄やホロに力が入れられている作品で、
好感が持てるシリーズ。
しかし、不満がないわけではない。
リオーネをもっと・・・
でなくて、シールの裏側。
ただタイトルロゴが描かれるのみで、情報も何もない。
せっかくドキドキ学園という物語性のあるシール食玩を展開してきたのだから、
そのノウハウをこのような部分にも活かして欲しかったところ。
是非、次回作が発売されるときには考慮されていると嬉しい限り。
さて、次はどんな作品がフルタによってシール化されるのだろう・・・
楽しみな限りです。
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