到着。ここからあたしはリスタート♪~無音イリストーリーズ2-1~ [「妄想SS」 無音イリ ストーリーズ]
PSPの初音ミクをちょこっとプレイした時の妄想から生まれたボーカロイド。
それが無音イリ<ナキネイリ>。
そんな歌っちゃダメなボーカロイドのストーリー。
誰も期待してないし、興味もないけどいよいよ第2部開始♪
第1部のラストシーンから・・・3時間後の物語!?
■まとめて見る場合は公式サイト
「無音イリ」-
姉さんから貰った大切なあたしの名前。
そして、あの運命の瞬間から-
3時間がたったの・・・
着の身着のまま、なんにも無い。
そんな状況で研究所から飛び立つことになったあたし・・・
でも、だからこそ新しいスタートが切れる。
そう思うのよね♪
「いいわよ?入ってみて。」
「はい・・・。」
えっと・・・トイレとキッチンが確認できる部屋。
他には家具とかはなくて、すごくシンプルな造り。
「ごめんね・・・あまりに急だったから。」
姉さんが心から済まなさそうに言う。
「そんな!そんなことないですっ!!」
あたしはあわてて否定する。
ここは2階建て木造アパートの一室。
建物は少し古い感じで、部屋は1DK。
姉さんに連れられて、あたしはここに来た。
わざわざあたしの為に姉さんが借りてくれたって・・・聞いた。
ボーカロイドの社会生活テスト・・・
というワケの解らないテスト。
まぁ、簡単に言うとあたしは捨てられたみたい。
研究所から―
ボーカロイドの破棄にはそれなりに費用がかかるらしくて・・・
何もかも用済みだった失敗作。
タダで捨てるのに社会生活テストは最適な言い訳なんだって。
後は野となれ山となれ・・・ってことかな。
「にしても・・・う~ん。もっと奇麗って言ってなかったかしら!?」
ちょっぴりセンチな気分のあたしの隣りで、姉さんはブツブツと怒ってる。
この人がいなかったら・・・あたし今頃どうなってたのかな?
そう想うと胸が熱くなって-ついつい潤んだ瞳で見つめてしまう。
「ん?」
そんなあたしの熱視線に姉さん、気付いちゃった。
・・・も、もしかして、あたしの気持ちも伝わった!?
嗚呼、姉さんを慕う気持ちはもう隠せないのね・・・
あたしの姉さんラブなハート。
こんな所でバレちゃうなんて・・・
ううん-きっとこれがあたし達の運命だったんだ。
姉さん!さぁ、萌える(燃える?)ような2人の時間を!!
ポフッとあたしの頭に姉さんの手が置かれる。
「ごめんね、こんな部屋しかなくて。でも心配しないで!」
・・・いえ、姉さん、別に不安だから顔を見たわけじゃなくて。
「貴女の生活費くらい、私がなんとかしてあげるから!」
そう言って姉さんはニッコリ微笑む。
なんて・・・心強い笑顔だろう。
あたしはうっとりと姉さんを見つめる。
そしたら―
ぐ~って、お腹が鳴った。
「うぐぅ・・・」
・・・ボ、ボーカロイドだってお腹は減るのよ。
仕方ないじゃないっ!!
「あらら、でも健康な証拠よね。」
姉さんは優しくフォローしてくれたけど。
でも流石にこれは恥ずかしい・・・
TPO考えてよ、あたしのお腹ってば!!
自分でも顔が真っ赤なの、わかるよ・・・ううう。
とはいえ仕方ない。
研究所を出てから何も食べてないから-
何か食べるもの、探さなきゃ。
にじりにじりと絵を描いて、ちゃっちゃと進ませたい所です。
まぁ、遅々として進まないのですが。絵(涙)。
それが無音イリ<ナキネイリ>。
そんな歌っちゃダメなボーカロイドのストーリー。
誰も期待してないし、興味もないけどいよいよ第2部開始♪
第1部のラストシーンから・・・3時間後の物語!?
■まとめて見る場合は公式サイト
★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
無音イリ ストーリーズ 2-1
到着。ここからあたしはリスタート♪
★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
「無音イリ」-
姉さんから貰った大切なあたしの名前。
そして、あの運命の瞬間から-
3時間がたったの・・・
着の身着のまま、なんにも無い。
そんな状況で研究所から飛び立つことになったあたし・・・
でも、だからこそ新しいスタートが切れる。
そう思うのよね♪
「いいわよ?入ってみて。」
「はい・・・。」
えっと・・・トイレとキッチンが確認できる部屋。
他には家具とかはなくて、すごくシンプルな造り。
「ごめんね・・・あまりに急だったから。」
姉さんが心から済まなさそうに言う。
「そんな!そんなことないですっ!!」
あたしはあわてて否定する。
ここは2階建て木造アパートの一室。
建物は少し古い感じで、部屋は1DK。
姉さんに連れられて、あたしはここに来た。
わざわざあたしの為に姉さんが借りてくれたって・・・聞いた。
ボーカロイドの社会生活テスト・・・
というワケの解らないテスト。
まぁ、簡単に言うとあたしは捨てられたみたい。
研究所から―
ボーカロイドの破棄にはそれなりに費用がかかるらしくて・・・
何もかも用済みだった失敗作。
タダで捨てるのに社会生活テストは最適な言い訳なんだって。
後は野となれ山となれ・・・ってことかな。
「にしても・・・う~ん。もっと奇麗って言ってなかったかしら!?」
ちょっぴりセンチな気分のあたしの隣りで、姉さんはブツブツと怒ってる。
この人がいなかったら・・・あたし今頃どうなってたのかな?
そう想うと胸が熱くなって-ついつい潤んだ瞳で見つめてしまう。
「ん?」
そんなあたしの熱視線に姉さん、気付いちゃった。
・・・も、もしかして、あたしの気持ちも伝わった!?
嗚呼、姉さんを慕う気持ちはもう隠せないのね・・・
あたしの姉さんラブなハート。
こんな所でバレちゃうなんて・・・
ううん-きっとこれがあたし達の運命だったんだ。
姉さん!さぁ、萌える(燃える?)ような2人の時間を!!
ポフッとあたしの頭に姉さんの手が置かれる。
「ごめんね、こんな部屋しかなくて。でも心配しないで!」
・・・いえ、姉さん、別に不安だから顔を見たわけじゃなくて。
「貴女の生活費くらい、私がなんとかしてあげるから!」
そう言って姉さんはニッコリ微笑む。
なんて・・・心強い笑顔だろう。
あたしはうっとりと姉さんを見つめる。
そしたら―
ぐ~って、お腹が鳴った。
「うぐぅ・・・」
・・・ボ、ボーカロイドだってお腹は減るのよ。
仕方ないじゃないっ!!
「あらら、でも健康な証拠よね。」
姉さんは優しくフォローしてくれたけど。
でも流石にこれは恥ずかしい・・・
TPO考えてよ、あたしのお腹ってば!!
自分でも顔が真っ赤なの、わかるよ・・・ううう。
とはいえ仕方ない。
研究所を出てから何も食べてないから-
何か食べるもの、探さなきゃ。
★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
にじりにじりと絵を描いて、ちゃっちゃと進ませたい所です。
まぁ、遅々として進まないのですが。絵(涙)。
2010-09-02 22:43
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