オトナアニメvol２０に関する一考察～新たな魔法少女の歴史の１ページ・・・～

ちょっと気になったので、買ってきました。

オトナアニメvol２０なる本。
魔法少女まどか☆マギカ特集号。

まどかメダルの資料としてとりあえず購入・・・
と思ってみたものの、アニメイトやらそっち系のお店では完売っぽく。
普通の本屋さんも売ってない。
ので、少し大きめな本屋さんで購入。
発行部数が少ないのか、人気なのか・・・

まどか☆まぎかの資料としては・・・

情報量が多く、読み応えたっぷり。
１０話くらいまでの扱いでネタバレはしていない様子？

ただ、イラストの資料としては・・・アニメ雑誌の方が役立つかと。
けれども、まどか☆まぎかの設定やスピンオフ作品まで扱っているので－

そっち系の資料としては一級品。
魔女のデザインや情報もバッチリ。
・・・まぁ、魔女は描くことないから、個人的にはいいのですが（えー）。

さて、この書籍を求めたのはまどかだけが理由ではなく。
もう１つの目的が魔法少女クロニクルなるもの。

どのように魔法少女の歴史を綴り、定義付けているのか興味あったからで。

８０頁も割かれているだけに充実した読み物。
とはいえ、扱われる内容は少し偏りが。
まぁ、全体的に語ろうとすると１００頁そこらじゃ不可能でしょうし。
それでもツボは抑えている感じです。

ミンキーモモやスタジオぴえろの魔法少女にはきっちり言及。
それほど思い入れはありませんが、重要な要素です（どっちだよ）。

ちょっと残念なのは、やはり扱われる作品のチョイスでしょうか。

「なのは」さんやらは結構ページ割かれてたりします。
「今のニーズ」だからしょうがないのでしょうけれど。
マイナーどころにもっと光を当てて欲しかったというのが本音でもあります。

それでも、プリティーサミーを扱っていたり・・・

ジュエルペットてぃんくるにしっかりページを割いてくる辺り、ツワモノです。
好感持てます。
個人的にはポイントが高いです（偏ってる・・・）。

後は、今後の魔法少女作品の情報なんかも。

なんでもガイナックスが関わる魔法少女モノだとか。
「ポストまどか」に成りうるもの？
人気は一定得られるでしょうが、爆発的な人気の獲得なるか？
ちと興味のあるところです。

読み物としてなかなかにオモシロイ感じの一品。
なのに、あんまり売ってないのが勿体ない感じです。
人気？元から少ないもの？
まどかと着いたらなんでも売れそうな昨今。
・・・その真実は闇の中（嘘付け）。