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究極大怪獣の箱にデザインされる怪獣の向きに感する一考察 [食玩パッケージ検証記]

模倣犯、愉快犯が出ないことを祈りつつ、
今日も今日とて食玩の箱レビュー。
今回振り返るは、究極大怪獣シリーズ。

735円の食玩・・・
そもそも“食”が付いていない以上、食玩という表現も正しくないであろうシリーズ。
コンビニの食玩コーナーに置かれることが多いため、食玩と呼んでいるが・・・
そもそも700円とは食玩として破格。
ウルトラ怪獣のソフビ人形と同じ値段。
しゃれになりません。
しかし、出来映えもしゃれになりません。
その限界を超えたクオリティがあったからこそ、
破格な値段でもシリーズになり得たという、
食玩の新しい局面を切り開いた功労者。
そのシリーズの外箱はどんなのだったのか。

○究極大怪獣
daikai00.jpg
全てはここから始まった。
全面に人気怪獣ゴモラを持ってきて、アピール度が非常に高い感じ。
そもそも、1にアソートされている怪獣がは
ゴモラやバルタン、バキシムといった人気種が中心。
まぁ、のっけからマイナー路線突っ走るのはどうかと思うので、
正しい判断かと。
この1作目の出来が良く、非常に売れたらしく、
売り切れも結構出てたみたい。
そのおかげもあって、シリーズ化。

○究極大怪獣 大弐集
daikai01.jpg
ゴモラに対抗する人気怪獣を・・・
となると、ゼットン。
なるほど。
確かに人気種。
好評であった1作目を受けて発売の2作目。
ブラックキング、ブラックサタンといったブラックシリーズがアソート。
・・・ブラックエンドも入れてくれれば(マイナーです)。
しかし、エースボットという渋すぎるチョイスは素敵です。
白色に対して、赤色になった外箱もインパクト大。

○究極大怪獣 第参集
daikai03.jpg
カネゴン!
確かにある意味メジャー怪獣。
そして涼しげになった外箱。
おしゃれです。
アソートは、ペスターの尋常ではない重さが凄まじかった感じでした。
重すぎるってば・・・
人気種ベムスターもチョイスされているが、
箱デザインのフロントは飾れず、カネゴンに持ってかれた。

○究極大怪獣 ゴジラ
daikai07.jpg
究極大怪獣シリーズのゴジラ編。
出来は本編同様、かなり高いものの、
ゴジラが2種類(片方は背びれがクリア)とか
エビラとキングシーサーとか、
あまりにもぞんざいな扱いに対しては、不評だった様子。
しかし、ガイガンの出来映えは凄まじかった。
続編が近々発売予定だとか。

○究極大怪獣 第四集
daikai05.jpg
最新作。
今まで向かって左を向いていた怪獣のデザインであった箱のフロントが、
今回は真っ正面向いたメフィラス。
ちょこっとイメチェン。
しかし、アソートがシブすぎて、
一般的な人気が今ひとつだった様子。
燃える人は、とことん燃えたのだろうが・・・
恐竜戦車とかユートムとかはシブすぎる選択かと。
人気種怪獣の存在が重要であると感じさせれた部分もあったり。

値段が高くても、
それ相応の品質をきちんと示すのであれば、
消費者はかならずついてくる。
そのような基本的なことを考えさせれたシリーズかもしれません。
箱デザインは、三作目まで一貫性を持っていましたが、
さて、五作目は左を向くのか、真正面か。
そして、そのアソートはどのようなものか。
予想なんかも楽しみなシリーズでありまする。
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