はじめてのアニメ「かなめも」～かなめも第１３話～

いよいよラストを迎えたアニメ「かなめも」。
原作エピソードを交えながら、
オチを付けた最終話。
でも・・・？

冒頭にいきなり代理の問題発言。

「ウチに新人がくるかもしれないわよ？」
カナも遂に新人卒業。
先輩さんに。
・・・って、原作コミックではそんな気配微塵もありませんが（汗）。

ということで、自転車の特訓にも気合いが入ります。

無論、乗れませんが。
低スペック娘。

その上、このポンコツ女子中学生、
自転車練習のために、平気で学校に遅刻していく始末。

こっそり教室に侵入です、スネーク！

最愛の人がいつも遅れてくることに、
１人心を痛める百合っ娘のミカ。

アニメでは百合描写が少ない印象ありましたが、
最終話では何故かカナのことが好きで好きでタマラナイ様子。

故にこっそり入ってきたカナを発見して、
「おー、カナぁ！」と歓喜の声。

スネーク発見。
応答しろ、スネェークッ！（五月蠅い）

カナさんは先生に絞られたのでしょうか？
それはさておき、場面は体育のシーンに。

ここら辺りはアニメオリジナル。

カナをダシにミカをおちょくるメガネ。

コミックでもアニメでも、この人はこの表情がよく似合う。

カナに実は彼氏が出来た！？
・・・とか、ありえないですし。
だって「かなめも」においては、
男子の生存率は１％ですよ？（どこの修羅の国？）


ところが、そんなウソに激しく反応のミカ。
カナラブすぎます。

そして放課後。
カナは急いで帰宅。

見えた！
・・・黒いですが（えー）。

そんな帰路にてミカと遭遇。

こ、これは・・・
原作でも読むのが実に恥ずかしかったエピソード到来ですよ。


ノリノリのぐぎゅ・・・ミカ。
４コマでもアレでしたが、
動きがついて声がでると、更にもう・・・


他者に見られていたとしたら、
取り返しがつきませんよ・・・

さて、アニメ版のカナ。
原作と比べて、黒い部分が随分ライトな気がします。
まぁアニメ化する際に、不幸なヒロインがダークすぎると、
ちょっと・・・ってのはあったかもしれませんが。
ミカの恥ずかしいシーンを目撃したカナ。

笑いが止まりません。
心の中にそっとしまって、楽しむことに。
って、この場面の表現は原作の方がパンチ効いてますなぁ。
やっぱりカナはある程度ダークな方が面白いと思うのですが・・・

そんなこんなで、エア自転車バトルに発展。

心の中では、名の知れた自転車乗りの２人。
音声と動きがついて、恥ずかしさは更に倍増。


ところがカナ自転車が車に轢かれた！！
カナー！！


お願い・・・明日の燃えるゴミを忘れずに・・・
という原作の台詞はカット。
その代わり「ジョニーに伝えて・・・」
ジョニー誰や？

ミカもショック。

ジョニーが彼氏の名前かー！！

その夜。
いつも日記をつけているカナ。

今日の日記もバッチリ記入。
ところが・・・


ページが終わる。
新しいのを買わないと・・・
ということで、日記帳のエピソードに繋がるようです。

しかし、日記がおばあさんが亡くなってから数日分、
真っ白というのがなんともリアルでアレでソレ。

次の日、早速ダイアリーを新調しにいきますが・・・

確かに日記帳に2980円は高いですな。

そこにユメ登場。

日記帳を貢いでやろうか？となります。
この辺、原作と違って既にお金持ちのお嬢様が路程している分、
自然といえるかもしれません。
・・・金持ちのお嬢が新聞配達している謎は不自然ですが。
原作はちょいワケ有りの様子が描写されてました。

「はぁ・・・でもやっぱり、アレ欲しいなぁ」
「私はカナちゃんが欲しいぃ～♪」
「・・・2980円。」

ハルカさん狂喜乱舞。
あと少しで女子中学生が3000円で買われるところでした。

マジメなカナは他者がお金を出してやる、と言ったところで、
頑として聞き入れません。
そこで、ハルカさんが一計を講じます。
ここらへん、高スペックハルカさん発動。


その日から、いじめの様にコキ使われるカナ。

色々な雑務を押しつけられます。

「カナちゃん、ちょっと私を罵ってぇ～」

「黙れ、この○○○○」

チャリーン！

きちんとこのエピソードは入れて来ました。
アニメ版スタッフ、偉い。
・・・しかし、カナはなんと言ってハルカさんを罵ったのか。

そして給料日。

代理から手渡される２つの袋。
１つは給料袋。
そしてもう１つは・・・

開けてビックリ、小銭が一杯。
「貰わなかったらバチがあたるわよ。」
という代理の台詞は丸々カット。
・・・勿体ない。
アニメでは代理の大人な部分のオミットが多い気がします。
気のせいかのぅ。


数えてみると、トータル2980円。

そしてカナは・・・

え～！！（なんだなんだ？）
なに、この表情。
原作ではなんとも言えない、切なそうな、感動してるような、
ナイスが表現だったのに・・・
これじゃ、ただ喜んでいるだけにしか見えないデスよ。
みんなの親切を心底大切に想う、カナの微妙な心境・・・
それを表すラストなのにぃ。

そして、そのままＥＤに突入。

カナは自転車の練習を続けて、
新人さんが来るその日に備えるのでありました。

めでたしめでたし・・・


じゃないです。
未だ、アニメ版オリジナルキャラのマリモ姉さんの謎やら、
色々な謎が解けていません。
ラストエピソードには「未知との遭遇」とかその辺りも混ぜてくるかな？
と思っていましたが・・・そんなことも無かったですな。
ということで、２期をするしか！（えー）。

原作ストックもありますし、ひだまりスケッチを超えるくらいに、
アニメ化して欲しい限りです。

マリモさん・・・原作に出てくれぇ！（何言っての？）