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続きの頁 [まほろばStories~さくら色の羽ペン~]

~それは修復(いや)された2人の心が綴る物語~


まほろばstories~さくら色の羽ペン~



よし、やるぞ!
と息巻いて、の第2弾です。

PS2で発売されたまほろばStoriesの個人的妄想のお話。
俗に言うSSというやつ・・・かな思います。
その2頁目、もう1人の主人公について。


☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆

hime.jpg


本名、来栖姫野(くるすひめの)。
みんなからはは「ヒメ」と呼ばれている。
製粉業と出版業を営む会社社長の一人娘でお嬢様。
家は高台にある大きなお屋敷。
厳格な父には、「お前は会社のためになる人物と結婚させる」
と言いつけられており、いずれくる将来に怯える少女。
その為、恋愛というものができないでいる。

自分に厳しいが、他者には寛容。
自分に厳しくあるのは、未来を少しでも忘れていたいから。

お金持ちで勉強も運動もできるので、沢山の取り巻きが居る。
でも、そんな周りは自分と表面的な付き合いしか望んでいない、
ということは理解している。
だからといって見下すことはないものの、
かといって深く付き合う気もない。
ある意味で冷静と言えるし、ある意味で冷たいと言える。

父から与えられるのは愛情でなく、
大量の物品と自由の無い未来。
それでも気丈に生きてきた。
自分を支えるのは自分だけだと幼少より痛感している。
テニスに打ち込むのはそんな理由から。

そんなヒメを周りのとりまきは褒め称える。
どこか冷めた目でみながらも、
かといって、その子たちを悪いとも想わない。
それがヒメの優しさであり、懐の深さであり、そして冷たさ・・・

でも、ただ1人だけ。
自分のことを理解してくれそうな人を見つけた。
同じテニス部の与謝黒羽。
IMAGE001.jpg

アダナはクレシャ。
不思議とその娘からは自分と同じ感じがした。

ところが、クレシャの目にはアルエしか映っていない。
いつもいつもまず口から出るのはアルエのことばかり。
それがヒメのイライラを募らせる。
ヤキモチという単純な感情。
ヒメにとっては初めての感情。
だから、どうしてよいのか解らない。

勉強も運動も見た目も、何不自由ないヒメなのに、
誰もが知っていることを知らずにいる。
そんな非現実的な生き方をしてきた17歳の少女。
それがこのお話のもう1人の主人公。

基本的には面倒見の良い優しい性格。
でも、クレシャに対してだけは、キツくあたる。
意識してはいないのに、厳しくくあたってしまっていた。
本当は解りあいたいのに・・・


☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆

という感じです。
絵は前回同様ピンキーを意識して。
お話の主な登場人物は2人。
リンカーネイトとえらい違いです。ええ。
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