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リンカーネイトの名前の記憶 [リンカーネイト魔法学校物語]

飽っぽいためスグ忘れます。
続けてないと・・・

ということで、すっかり忘却の彼方だったリンカーネイト。
即ち、このブログのオリジナルの何か。
妄想したキャラ絵や下らない設定ばかりを綴っていたもの。
忘却.jpg

ふと世界設定メモを思い出したので、
防備帳がてら。
ちょっぴりタイトルをすっきり変更しようかと・・・

とある名もない世界の歴史綴り。
魔法が使えることが忌み嫌われた時代。
世界の最果てにある森の奥。
ひっそりとたたずむ魔女達の学舎(まなびや)。
リンカーネイト魔法学校。

これは、そんなリンカーネイトの魔女達の物語・・・

今回は「リンカーネイト」について。

~リンカーネイト~

リンカーネイトは最果てにある森にたたずむ魔女の学校。
それと同時にその名は最も恐れを持って記憶されるもの。
なぜならそれは世界を統べた魔王の呼び名であったから。

幾度となく月と太陽が沈んだ昔。
世界は魔王が支配していた。
暗黒の時代は長く続いた。

しかし、魔王の支配に楔を打つ者が現れた。
1人は東の兵(ツワモノ)の侍。
1人は西の騎士の王子。

2人は互いを知らない。
知らずとも願いは1つ。
魔王を滅ぼすこと。

兵を挙げ魔王に挑むも、その強大な力の前に敗北。
侍は東の谷に追いつめられた。
騎士は西の砦に追いつめられた。
全てはもはや風前の灯火だった。

月が沈み、空が白ける中、
多くの者は命運尽きたと諦めた。

だが、奇跡は起きた。
偉大なる神の降臨。
侍と騎士はそれぞれ人を超越した神の力をその身に宿す。

形成が逆転する。
東と西、それぞれの軍勢が魔王の居城に攻め上がる。
そして遂に魔王は討ち滅ぼされた。
世界は闇から解放された。

リンカーネイト。
それは世界を恐怖で統べた魔王の名前。

けれども、語られる歴史は全てが真実ではない。
ひとつの事実の裏にある事実。
それもまた真実なのだから。

魔王が滅びて世界は解放されたのか?
本当に?

魔王の過酷な支配は終焉。
それは反動となって魔法を持つ者への復讐へと変わる。
持たざる者は持つ者を憎んだ。
魔王と同じく魔法を使える者に、我らと同じ苦しみを!

魔力を持つ者は逃げ、隠れなければならなかった。
さもなくば命を奪われた。

最果ての森に逃げた者も少なくなかった。
古き魔女達はその者らを快く受け入れた。
森の外に残った者は息を潜めて生きていくしかなかった。

魔法が使えることが忌み嫌われる時代の到来。
北の最果ての森には結界が張られ、外部から遮断された。
魔女達にとって、世界は何も解放されていない。
なぜなら今こそが暗黒の時代ではないのか?

その森には魔女達の学校がある。
いつしかそこは「リンカーネイト魔法学校」と呼ばれていた。

リンカーネイト。
それは世界を恐怖で統べた魔王の名前。
そしてそれは、魔女達の学舎の名前。


設定だけはたっぷりと。
でも、それを推し進める活力は枯渇。
とほほ~。
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