到来。初めて感じるフィーリング♪~無音イリ ストーリーズ06~ [「妄想SS」 無音イリ ストーリーズ]
スンマセンです。
内容改変。
ぶっ飛ばしていた、
「無音イリ」ストーリーズその6を掲載してます。
いきなり現れた咲音メイコさんと無音イリ。
果たしてその関係は??
■01話
■02話
■03話
■04話
■05話
■まとめて見る場合は公式サイト
「この子は・・・破棄させません。」
力強く、ゆっくりとその人は言った。
「な!失敗作だぞ!?なぜだ!?」
「イリーガルな存在にどんなメリットがあるというのかね?」
「メリットならあります!」
自信満々の声でその人は続ける。
「今後のボカロ開発のための耐久力データや活動データ・・・」
「―むッ!?」
その言葉に周りの人は息を飲む。
「必要ですね?この子でならそれができます。」
「だが、歌うことができないボーカロイドなど・・・」
「この子のデータは、今後のボカロ開発の基礎になります!」
その人は一歩も譲らなかった。
あたしは、そのやり取りをただ見つめるだけだった。
颯爽と現れたその人。
あたしを庇ってくれている・・・のだよね?
「ふぅ・・・わかった。」
「!!それじゃあ・・・」
「今回は君の顔に免じようじゃないか。」
「確かにデータは必要だ。他の開発部のイニシヤチブになる。」
「あ、ありがとうございます。」
その人は頭を下げる。
あたしは、ワケもわからず茫然としていた。
急にその人がくるりを後ろを向いて、ウィンクをくれた。
「よかったわね・・・本当に・・・」
「・・・え・・・あ・・・は、ほそっ・・・」
お礼を・・・お礼を言わないといけないのに。
壮絶に噛んだ。ロレツ、回らないよ・・・
その人の笑顔に見惚れててボーっとしてたから。
口の中がカラカラに乾いてて、咄嗟に言葉が出ない。
なのに緊張とかしてなくて、心の中はいっぱいに満たされてる。
優しくし接してくれた・・・生まれて初めてだ・・・
運命の人・・・そう思えた。きっとそうだ。
思いがけない出会い。
名前も知らない人。
でも、全身全霊であたしを守ってくれた人。
「MEIKO君、仕事の方はいいのかね?」
「あ・・・いけない。すぐに戻ります。」
その人は周りの人たちにペコリと頭を下げる。
そして一気に走り去っていた。
MEIKO・・・様・・・って言うんだ。
あたしはその名前を刻みつけた。
忘れない。
絶対に・・・!!!!
その日、破棄されるはずだったあたし。
でも、信じられないような奇跡が待っていた。
MEIKO様。
それはまさに運命の出会いだったの-
なんともお恥ずかしいケアレスミス。
この世界にこの駄文を読んでくださる人がどれほどイルカ・・・
は知らないけれど、もし居るのなら聞いて下さい。
ごめんさい(えー)。
無音イリストーリーズ全30話(予定)。
・・・誤字脱字アップロードミスとの戦い(マジカ!?)
内容改変。
ぶっ飛ばしていた、
「無音イリ」ストーリーズその6を掲載してます。
いきなり現れた咲音メイコさんと無音イリ。
果たしてその関係は??
■01話
■02話
■03話
■04話
■05話
■まとめて見る場合は公式サイト
★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
無音イリ ストーリーズ 06
到来。初めて感じるフィーリング♪
★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
「この子は・・・破棄させません。」
力強く、ゆっくりとその人は言った。
「な!失敗作だぞ!?なぜだ!?」
「イリーガルな存在にどんなメリットがあるというのかね?」
「メリットならあります!」
自信満々の声でその人は続ける。
「今後のボカロ開発のための耐久力データや活動データ・・・」
「―むッ!?」
その言葉に周りの人は息を飲む。
「必要ですね?この子でならそれができます。」
「だが、歌うことができないボーカロイドなど・・・」
「この子のデータは、今後のボカロ開発の基礎になります!」
その人は一歩も譲らなかった。
あたしは、そのやり取りをただ見つめるだけだった。
颯爽と現れたその人。
あたしを庇ってくれている・・・のだよね?
「ふぅ・・・わかった。」
「!!それじゃあ・・・」
「今回は君の顔に免じようじゃないか。」
「確かにデータは必要だ。他の開発部のイニシヤチブになる。」
「あ、ありがとうございます。」
その人は頭を下げる。
あたしは、ワケもわからず茫然としていた。
急にその人がくるりを後ろを向いて、ウィンクをくれた。
「よかったわね・・・本当に・・・」
「・・・え・・・あ・・・は、ほそっ・・・」
お礼を・・・お礼を言わないといけないのに。
壮絶に噛んだ。ロレツ、回らないよ・・・
その人の笑顔に見惚れててボーっとしてたから。
口の中がカラカラに乾いてて、咄嗟に言葉が出ない。
なのに緊張とかしてなくて、心の中はいっぱいに満たされてる。
優しくし接してくれた・・・生まれて初めてだ・・・
運命の人・・・そう思えた。きっとそうだ。
思いがけない出会い。
名前も知らない人。
でも、全身全霊であたしを守ってくれた人。
「MEIKO君、仕事の方はいいのかね?」
「あ・・・いけない。すぐに戻ります。」
その人は周りの人たちにペコリと頭を下げる。
そして一気に走り去っていた。
MEIKO・・・様・・・って言うんだ。
あたしはその名前を刻みつけた。
忘れない。
絶対に・・・!!!!
その日、破棄されるはずだったあたし。
でも、信じられないような奇跡が待っていた。
MEIKO様。
それはまさに運命の出会いだったの-
続く
★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
なんともお恥ずかしいケアレスミス。
この世界にこの駄文を読んでくださる人がどれほどイルカ・・・
は知らないけれど、もし居るのなら聞いて下さい。
ごめんさい(えー)。
無音イリストーリーズ全30話(予定)。
・・・誤字脱字アップロードミスとの戦い(マジカ!?)
2010-05-25 19:10
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