報告。今、必要なアーティファクト♪~無音イリストーリーズ2-3~ [「妄想SS」 無音イリ ストーリーズ]
最近アニメ視聴日記ばっかりだったので・・・
サイトの方には先行して掲載している妄想の産物SSをば。
初音ミクから勝手に妄想しちゃってるボーカロイドの物語。
無音イリ<ナキネイリ>、歌っちゃダメなボーカロイド。
読んでくれる人がいるかいないか甚だ不明な第2部第3話♪
■まとめて見る場合は公式サイト→
姉さんの手料理をペロっと平らげた。
「お粗末さまでした。」
嬉しそうに姉さんはお皿を片づける。
「あの・・・御馳走様でした。」
あたしは両手をついて深々と頭を下げる。
いつもは謝るためにやっているけれど・・・
今日は心からのお礼のために頭を下げる。
姉さんに向けて。
「ちょっと、イリ!頭をあげなさい!」
言われて頭を上げると、姉さんは少し怒っているようだった。
「あのね、そんな風に簡単に頭下げちゃダメよ?」
「でも・・・」
あたしにはこうする以外何もないのに・・・
姉さんへの感謝を示す方法を他に知らないから。
「それにね?」
でも、すぐに優しく姉さんが付け加える。
「貴女は私の妹なんだから。他人行儀なんていらないのよ?」
そう言って、あたしのおでこをツンとつつく。
あたしは・・・
嬉しくて、また泣きそうになった。
目に涙を溜めるあたしを見て、姉さんは苦笑しながらこう言った。
「ねえ、食べ物以外でなにかすぐに必要なモノってある?」
必要なもの・・・
とりあえず頭にはシイタケが浮かんだ。
でも、姉さんは食べ物以外って言うし・・・
何かないかな・・・と考えて思い出した。
「リボン・・・」
「え、何?」
髪の毛を結っている黒いリボン。
実はもう切れそうなくらいボロボロだったんだ。
「そっか・・・う~ん、でも私も今はゴム持っていないしなぁ。」
姉さんはポケットを探しながら言う。
「手持ちで何かあったかしら・・・」
ゴソゴソした後に姉さんの手には四角いものが掴まれていた。
「それ・・・CDケースですか?」
「ん・・・あ、コレ?ええ。私のデビューCDだったりするの。」
姉さんの・・・咲音メイコのデビューCD・・・
やっぱり姉さんはアイドルだったんだ!!凄い!!
ついつい目を輝かしてそれに見入ってしまう。
「ま、CDケースじゃリボンの代わりにはならないけどね。」
そう言って、またポケットに戻そうとする。
「待って!姉さん、待って!」
あたしはその手にすがりついた。
姉さんのデビューCD・・・
「姉さん、そのCD、貰っちゃだめですか!?」
我ながらちょっと厚かましいお願いだとは思う。
でも、あたしにはそれが宝物に見えて仕方なかったの。
「え・・・これ?いいわよ。全然。」
姉さんは少しびっくりしていた様子だけど、快く了承してくれた。
そして、その手からCDを受け取る。
「あ、そうそう。でね、リボンの件だけど明日でもいい?」
そんな姉さんの質問に不敵な笑顔で応えるの・・・我に策有り♪
時間ないからと絵を雑に描くことをやめたい・・・
けれど、ナカナカ丁寧に描けず。
時間あても、気持がノラないと絵がかけないヘタレ。
トホホ・・・
あとはゲームの時間と睡眠時間を削るしかないのか(削れよ)。
サイトの方には先行して掲載している妄想の産物SSをば。
初音ミクから勝手に妄想しちゃってるボーカロイドの物語。
無音イリ<ナキネイリ>、歌っちゃダメなボーカロイド。
読んでくれる人がいるかいないか甚だ不明な第2部第3話♪
■まとめて見る場合は公式サイト→
★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
無音イリ ストーリーズ 2-3
報告。今、必要なアーティファクト♪
★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
姉さんの手料理をペロっと平らげた。
「お粗末さまでした。」
嬉しそうに姉さんはお皿を片づける。
「あの・・・御馳走様でした。」
あたしは両手をついて深々と頭を下げる。
いつもは謝るためにやっているけれど・・・
今日は心からのお礼のために頭を下げる。
姉さんに向けて。
「ちょっと、イリ!頭をあげなさい!」
言われて頭を上げると、姉さんは少し怒っているようだった。
「あのね、そんな風に簡単に頭下げちゃダメよ?」
「でも・・・」
あたしにはこうする以外何もないのに・・・
姉さんへの感謝を示す方法を他に知らないから。
「それにね?」
でも、すぐに優しく姉さんが付け加える。
「貴女は私の妹なんだから。他人行儀なんていらないのよ?」
そう言って、あたしのおでこをツンとつつく。
あたしは・・・
嬉しくて、また泣きそうになった。
目に涙を溜めるあたしを見て、姉さんは苦笑しながらこう言った。
「ねえ、食べ物以外でなにかすぐに必要なモノってある?」
必要なもの・・・
とりあえず頭にはシイタケが浮かんだ。
でも、姉さんは食べ物以外って言うし・・・
何かないかな・・・と考えて思い出した。
「リボン・・・」
「え、何?」
髪の毛を結っている黒いリボン。
実はもう切れそうなくらいボロボロだったんだ。
「そっか・・・う~ん、でも私も今はゴム持っていないしなぁ。」
姉さんはポケットを探しながら言う。
「手持ちで何かあったかしら・・・」
ゴソゴソした後に姉さんの手には四角いものが掴まれていた。
「それ・・・CDケースですか?」
「ん・・・あ、コレ?ええ。私のデビューCDだったりするの。」
姉さんの・・・咲音メイコのデビューCD・・・
やっぱり姉さんはアイドルだったんだ!!凄い!!
ついつい目を輝かしてそれに見入ってしまう。
「ま、CDケースじゃリボンの代わりにはならないけどね。」
そう言って、またポケットに戻そうとする。
「待って!姉さん、待って!」
あたしはその手にすがりついた。
姉さんのデビューCD・・・
「姉さん、そのCD、貰っちゃだめですか!?」
我ながらちょっと厚かましいお願いだとは思う。
でも、あたしにはそれが宝物に見えて仕方なかったの。
「え・・・これ?いいわよ。全然。」
姉さんは少しびっくりしていた様子だけど、快く了承してくれた。
そして、その手からCDを受け取る。
「あ、そうそう。でね、リボンの件だけど明日でもいい?」
そんな姉さんの質問に不敵な笑顔で応えるの・・・我に策有り♪
★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
時間ないからと絵を雑に描くことをやめたい・・・
けれど、ナカナカ丁寧に描けず。
時間あても、気持がノラないと絵がかけないヘタレ。
トホホ・・・
あとはゲームの時間と睡眠時間を削るしかないのか(削れよ)。
2010-10-27 21:38
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