錯綜。抑えられないマイテンション♪~無音イリ ストーリーズ2-6~ [「妄想SS」 無音イリ ストーリーズ]
ちまちま更新されることが「無音イリ」(ナキネイリ)の物語。
特設サイトでやってますが、ブログでも目下掲載中。
イリの性格=泣き寝入り。
なんでそんな性格なのか、それは忌まわしき過去に・・・・
と言うほど大それたものでないのがアレでソレ(えー)。
■まとめて見る場合は公式サイト→
ショックだった・・・
夜のバイトに備えてあたしがやってきた変装って・・・無駄?
胸だってバレないようにしてきたのに。
・・・なによ。小さいって言うな!!(怒)
「まぁ、最近の若い者のオシャレはわかんねぇがよ。」
・・・オシャレでこんな変な格好したんじゃないわよ!!
「さ、先に言いなさいよッ!」
あたしは厚着を脱ぎ去って、いつもの格好に戻る。
ものすごくハラが立ったから、おじさんにそのストレスをぶつける。
だって、姉さんも言っていたから。
舐められちゃダメだって!!
そうよ!歌えないボーカロイドだって強気に出ないと!!!
「いや・・・そんな事言われてもよぉ?」
たじろぐおじさんを見て、あたしは更に語気と強めて攻め立てる。
「なによ、それ!ちゃんと答えてよ!!」
すっごく大変だったのよ、厚着するの・・・あームカムカするぅ!!
「謝りなさいよ!土下座なさいよ!女王様と呼びさいよ!」
「何言ってだ、おめぇ!」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」
おじさんが急に怒り出して、あたしは反射的にペコペコ頭を下げた。
怒られるの・・・怖い・・・
もう怒られるのは嫌だよ・・・
おじさんは泣きながら謝り出したあたしを見て、困った顔をしている。
「あー、なんなんだよ、おめぇは。まったく・・・ほら、今日の分だ。」
あたしは茶色の紙封筒を受け取ると、お礼も言わず走って逃げた。
おじさん、きっと感じ悪い娘だなぁって思っただろうな・・・
でも、あたし、やっぱ怖いもん。
昔みたいに怒られるのは嫌・・・そんな空気も・・・絶対イヤ・・・
家に着い時は、もうヘトヘトだった。
体が重くて、何もする気になんてなれない。
あと、すごく眠い。
こんなので・・・あたし、これからの社会生活、ホントに大丈夫かな??
すごく不安。
姉さんに今すぐ会いたい。
頭、ナデナデしてもらいたい。
そんな事ばかり考えていると、涙が止まらなくなった。
でも・・・姉さんは来てくれない。
忙しいから・・・分かってる、それくらい。
姉さんばかりに甘えちゃだめだ。
でも、頭ではそう理解できても、心は寂しくてしょうがないよ・・・
その日は気がついたら泣きながら寝ていた。
泣いて寝て起きてみても - やっぱり独り・・・当たり前だけど。
でも、気分は少し楽になった。
なんか、お腹、減ったな。
とりあえずシイタケをかじった。
うん・・・また頑張ろう♪
ちょっぴり元気が出る。
だってあたしの社会生活はまだ始まったばかりなんだから!!!
こんなだから、威勢が良いのは最初だけ。
後は泣いて謝る泣き寝入り。
第2部の「う」終わり漢字タイトル2話はコレで終了。
再び「く」終わりの漢字タイトルへ・・・
妙なこだわり(えー)。
特設サイトでやってますが、ブログでも目下掲載中。
イリの性格=泣き寝入り。
なんでそんな性格なのか、それは忌まわしき過去に・・・・
と言うほど大それたものでないのがアレでソレ(えー)。
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★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
無音イリ ストーリーズ 2-6
錯綜。抑えられないマイテンション♪
★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
ショックだった・・・
夜のバイトに備えてあたしがやってきた変装って・・・無駄?
胸だってバレないようにしてきたのに。
・・・なによ。小さいって言うな!!(怒)
「まぁ、最近の若い者のオシャレはわかんねぇがよ。」
・・・オシャレでこんな変な格好したんじゃないわよ!!
「さ、先に言いなさいよッ!」
あたしは厚着を脱ぎ去って、いつもの格好に戻る。
ものすごくハラが立ったから、おじさんにそのストレスをぶつける。
だって、姉さんも言っていたから。
舐められちゃダメだって!!
そうよ!歌えないボーカロイドだって強気に出ないと!!!
「いや・・・そんな事言われてもよぉ?」
たじろぐおじさんを見て、あたしは更に語気と強めて攻め立てる。
「なによ、それ!ちゃんと答えてよ!!」
すっごく大変だったのよ、厚着するの・・・あームカムカするぅ!!
「謝りなさいよ!土下座なさいよ!女王様と呼びさいよ!」
「何言ってだ、おめぇ!」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」
おじさんが急に怒り出して、あたしは反射的にペコペコ頭を下げた。
怒られるの・・・怖い・・・
もう怒られるのは嫌だよ・・・
おじさんは泣きながら謝り出したあたしを見て、困った顔をしている。
「あー、なんなんだよ、おめぇは。まったく・・・ほら、今日の分だ。」
あたしは茶色の紙封筒を受け取ると、お礼も言わず走って逃げた。
おじさん、きっと感じ悪い娘だなぁって思っただろうな・・・
でも、あたし、やっぱ怖いもん。
昔みたいに怒られるのは嫌・・・そんな空気も・・・絶対イヤ・・・
家に着い時は、もうヘトヘトだった。
体が重くて、何もする気になんてなれない。
あと、すごく眠い。
こんなので・・・あたし、これからの社会生活、ホントに大丈夫かな??
すごく不安。
姉さんに今すぐ会いたい。
頭、ナデナデしてもらいたい。
そんな事ばかり考えていると、涙が止まらなくなった。
でも・・・姉さんは来てくれない。
忙しいから・・・分かってる、それくらい。
姉さんばかりに甘えちゃだめだ。
でも、頭ではそう理解できても、心は寂しくてしょうがないよ・・・
その日は気がついたら泣きながら寝ていた。
泣いて寝て起きてみても - やっぱり独り・・・当たり前だけど。
でも、気分は少し楽になった。
なんか、お腹、減ったな。
とりあえずシイタケをかじった。
うん・・・また頑張ろう♪
ちょっぴり元気が出る。
だってあたしの社会生活はまだ始まったばかりなんだから!!!
★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
こんなだから、威勢が良いのは最初だけ。
後は泣いて謝る泣き寝入り。
第2部の「う」終わり漢字タイトル2話はコレで終了。
再び「く」終わりの漢字タイトルへ・・・
妙なこだわり(えー)。
2011-01-14 21:14
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